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手術を受ける場合の注意点

変形性膝関節症では、保存療法では効果がないと判断された場合、ほとんどは手術に踏み切ります。また基本的には担当医が勧めた時が変形性膝関節症の手術をすべき妥当な時期だと言えます。

また、特に高齢者の場合は、合併症も大きな不安要素となります。糖尿病や心臓病などがある場合、変形性膝関節症の手術をするのは難しく、できるだけ体力をつけて、長期の経過にも絶えることができるようにならなければなりません。

合併症の検査が済み、検査も最終段階に入ると、手術の方法やその注意点などについての説明があります。手術は100%の成功率を持っているわけではなく、どのような方法でも長所もあれば、短所もあります。しかし術前よりは確実に良くなります。

麻酔については全身麻酔が基本となりますが、肺に疾患があるケースでは硬膜外の麻酔などで対処する場合もあります。特にタバコを吸う方は、肺が汚れることで痰が多く出ますが、痰が気管に詰まってしまうと窒息する恐れもありますので、充分な注意が必要です。

術式については、患者の年齢や変形性膝関節症の進行具合などをもとに決定されます。高位脛骨骨きり術は変形性膝関節症がまだ軽い方、また若い方に向いています。

また片側人工膝関節弛緩術は、高齢の方、変形性膝関節症が進んでいて膝内側の骨の破壊が強い場合に有効です。そして人工膝関節全置換術は最近では最も多く用いられる方法です。特に内外を問わず破壊が進んでいる場合に有効です。

変形性膝関節症は特に高齢者が多く発症する病気ですが、このことで、どうしても術後の合併症が多くなりがちです。異物を取り込んだり、出血量も多い方法によって、静脈血栓症や血清肝炎などになる場合もあります。

変形性膝関節症の術後はできるだけ早く変形性膝関節症を改善するトレーニングを開始しなければなりません。特に太股を鍛えて、膝への負担を軽くし、定期的な検診を受けて変形性膝関節症の状態を把握してトレーニング方法の検討に役立てます。

人工関節の場合は、そのゆるみは10年程度が目安となります。一定年数が経過するごとにかならずチェックしなければなりません。