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腰椎すべり症と手術

腰椎すべり症でその初期のケースでそれほどの痛みが伴わない、という場合や慢性のものでもリハビリなどですべり症の痛みを散らすことができるという場合には色々な治療方法が試行されます。またその場合はコルセットの装着や鎮痛剤などの保存療法が主なものになります。

しかしすべり症の症状が強くなってきた、下肢にまで痛みがあり、歩行もままならない、という場合もあり、日常生活もまともにできず仕事などはもってのほかである、というケースでは手術に至ることがほとんどでしょう。

神経の束が通る場所である脊椎は椎骨が30ほど連なっていますが、すべり症は脊椎が前後に、または左右にもずれてしまい、神経が通るところを狭くしてしまう状態で、また4番目、5番目の間がずれることが多く、神経が圧迫されてしまい腰痛やしびれ、痛み、または灼熱感などの症状が出ます。

すべり症が重症の場合には排尿にも障害が出たり、便利になることもあります。このように支障があれば、神経の血行をよくする薬、ビタミン剤などを使用したり、理学療法やコルセットなどを使用した保存療法で様子を見ることもありますが、同時に歩行障害や排泄障害などがある場合にはやはり神経圧迫を取るために手術をすることが多いでしょう。

すべり症の手術はその患部やまわりの状態によって骨を削ってトンネルを広げるだけ、というものもありますが、この方法だとすべり自体は治らず、腰痛が残り、また再び狭くなる場合もありますので、金属を使用して固定する方法を選ぶという場合も多いようです。

回復も早く、仕事などへの復帰もやはり早くなりますが、その反面身体への負担も考慮しなければならず、体力の無い方などは入院も長引くことがよくありますので、長所ばかりというわけではありません。

手術にはまた、合併症というリスクもあります。血圧が高い方やその他の持病がある場合には、総合病院などで検査を受けてから決断する必要があるでしょう。

また自然治癒ではありませんが、整体治療もすべり症に効果がある場合もあります。